こんにちは。ギター歴10年以上、音楽好きのリカコです。
ギターって難しいですよね。憧れで楽器を揃えていざ始めてみたものの、思うように弾けなかったり、弾けないことでやる気を無くしたり、イライラしたり…(笑)
私もお得意の3日坊主でギターの挫折経験があるので、すごくよくわかります。
今日は、「ギターを始めたけど、やる気が出ない」「やっぱり自分には無理かも」と思い始めている方向けに、挫折経験を乗り越えて現在10年以上演奏を続けている私が、やる気やモチベーションの保ち方について、自分の経験を交えながら有効手段をご紹介します。
私がギターを弾けるようになったのは中学生の時ですが、大学時代にはギターを始めたばかりの部員全員を学祭のステージに導いた経験があります。
初心者が陥りやすいポイントも抑えた上で、大きく分けて以下5つの対処法が有効的だったので参考にして頂ければと思います。
私の経験上、性格によっても有効な対処法が分かれてくると思うのでタイプ別にご紹介しますね。
それでは、一つずつ見ていきましょう!
基礎練や理論の勉強は後回し!好きなことからやろう!
楽しいことこそ継続の力です。今からお話しすることは、こんな方におすすめです。
真面目に勉強タイプ。難しいギター本等を読んで基礎から学ぼうとして、やる気を無くしている人。
「何から始めたらいいかわからないから、とりあえずギター理論の本を読んで基礎から学んでいこう!」そう考える方もいるかもしれませんね。
初心者にしてその学ぶ姿勢、本当に素晴らしいです!
でも、もしこのやり方でスタートしやる気を無くしている方がいるとしたら勿体無い!
今すぐその本閉じましょう!
楽しいことこそ継続に力。難しい勉強は後回しでOK!
私は、ギターのモチベーションを保つためには、好きであり続けることが大切だと思っています。
もちろん、初めから「プロを目指すぜ!」とか、何かしら「実績積んで結果を残すんだ!」等、目的があって始めるアスリートタイプの方は別です。
目的達成のために、少々しんどいと思っても人の倍は頑張る必要があると思います。
ただ、多くの方「憧れのアーティストや華々しい世界で目にするギターを自分でも弾けるようになりたい」「趣味を作りたい」と思って始める方だと思います。
何でもそうですが、楽しくなかったら続かないですよね。趣味ならなおさらです。
もし今、あなたが本で理論の勉強から始めて、「やっぱり自分には無理かも…」と感じているのなら、一旦その本を閉じましょう!そして、実践から入りましょう!
楽譜も音楽理論も分からなくてOK!シンプルにコードとその押さえ方だけ学んで実践しよう!
私が最初ギターを弾けるようになった時、楽譜も音楽理論も必要ありませんでした。
必要だったのは、歌詞とコードだけ。
これだけでギターは演奏しながら歌うことができ、尚且つ1人で世界観を作りながら演奏を完結することができるユニークな楽器です。(弾き語りのはなし)
一旦難しい理論は置いておいて、コードとその押さえ方だけシンプルに練習してけば大丈夫ですよ。
理論の勉強はギターがある程度弾けるようになり、必要になってからでOKです!
強制的にやらねばならない環境を作ろう!
次にこんな方におすすめの対処法です。
夏休みの宿題、崖っぷちでやるタイプ。とにかく継続が苦手。怠け癖がある。
ギターは独学でも始められる楽器です。1人でひっそり始めたものの、「まぁ今日はいっか。明日やろう」とずるずるやる日を伸ばしてませんか?
当たり前のこと話ですが、ギターは練習しないと弾けるようにもならないし、上達もしません。
そりゃそうですよね。それでも、なんかやる気出ないんですよねぇ。。
その気持ち、よーくわかります。私も正にこのタイプの人間ですから。(笑)
口で言うのは簡単ですし、それで行動できるんだったら初めからこの記事も読もうなんて思わなかったはずでしょうしね。
そんな怠け者のあなたと私に(笑)ピッタリの対処法があります!
それが、やらないといけない環境を強制的に作ることです。
人に見られる場所で、発表する場を作ろう!
具体的には、ライブやSNSでの発信等・人に見られる場所で発表する機会を作ることがおすすめです。
人前で演奏を披露しないといけないと思ったらどうですか?
たとえ、やる気が出なくても、時間がなくても、疲れていても(笑)、期限が決まっていることで緊急性が増し練習しないとという気持ちになりませんか?
また、人間一度は決めたことも、孤独戦で自分の意志を貫くというのはなかなか難しいものです。
でも、明確な目標を持ち巻き込んでしまう人がいる環境を作れば、必ず行動が変わっていきます。
明確な目標を立てることと、人を巻き込むことの重要性。
ライブの予定を組み込んでしまえば、ライブハウスや周りの出演者に迷惑がかからないようにと責任感も湧いてきますし、締め切りが決まっているので単なる自分の甘えでは簡単には逃げられなくなります(笑)
もちろんSNS発信でも良いですが、それならきちんと更新頻度を宣言してから始めた方が良いかもしれませんね。強制的にやらねばならなら環境にしないと意味がありませんからね。
環境って本当に大事ですよ。初心者うちはライブで演奏することはかなりハードルが高く感じるかもしれませんが、これ結構有効的な手段で生活のメリハリにも繋がるので、頭に入れておいてください。
ちょっと勇気が要る話に聞こえたかもしれませんが、なにかしら人から反応が貰えた方がやる気も倍増しますよ。
また、不思議なことにギターは弾き始めると案外1時間でも2時間でも弾いていられるものなんですよね。弾き始めるまでの動機が必要な方への対処方法でした。
ギター教室に通おう!
次は、お金に余裕がある方向けの対処方法です。
お金がかかってもいいから確実に習得していきたいタイプ。
もちろん独学でもギターは弾けるようになりますが、指導者がいればより早くマスターできます。
独学で学べる教材は世の中溢れているし、コードの細かな押さえ方のコツ等はやはりマンツーマンで直接教えてもらった方が間違いなく理解しやすいです。
また、ギター教室に通うこと自体が、先ほど話したやらねばならない環境づくりの一環とも捉えられます。
講師の先生と定期的に会って教えてもらうことでモチベーションになりますし、おそらく課題曲等の宿題も出されると思うので次回までにやっておかねばという状況になりますよね。
音楽の世界は繋がりが全て(と言っても過言ではない。)
講師の先生は何かと音楽業界に精通している方の場合が多いです。
ギター教室をきっかけに発表する場を作ってもらえたり、ライブハウスを紹介して貰えたり、自分1人ではなかなか切り開けない世界への突破口になる可能性もあります。
実際、私は独学でギターを弾けるようになったのですが、後に基礎を学び直そうとギター教室にも通った経験があります。その時の講師の先生がライブハウスを経営している方だったので、そのまま自動的に発表会ライブに出演していたという過去もあります。
いろんな意味で得るものが多いので、お金に余裕がある方で早く習得したいと考えている場合は、ギター教室に通うことをおすすめしておきます。
高いギターを敢えて買おう!
次は、お金に余裕はない方に敢えておすすめする対処法です。
お金に余裕はないが、本当に欲しい憧れのギターがあるタイプ。「絶対に辞めない!』と固く誓って始められる人。
ギターの価格はピンからキリまでです。比較的誰でも手を伸ばしやすい価格帯の無名ギターもよく楽器屋さんで売られています。これが、ある意味ギターを挫折する人が多い理由の一つだとも言えます。
安いギターを買ったことが原因で、簡単に辞めてしまう人が多いということです。
つまりは、簡単にやめられないようなギターを買いましょうという話です。(笑)
実際、私も3年ローンで「一生ものにする!」と決めて、高級ギターを購入した過去があります。
その時の興奮は忘れません(笑)そして、絶対にこのギターを弾き続けようと決意しました。
この対処法が有効なのは、お金に余裕がない人です。
高いギターを買うハードルが低い富裕層が買ってもそこまで経済的打撃にならないからです。
普通に「ちょっと買ってみた」で、ディスプレイのコレクション行きになれば、この対処法は意味を持ちません。(笑)
ただ、ローンを組むのはリスクがあるので、推奨はしません。
私も返済できる目処が自分の中で立てられたから購入しています。破綻してしまうほど無理をするのは危険なので、よく考えてご判断ください。
ギター仲間を作ろう!
これで、最後です!
1人では続けられない孤独なうさぎちゃんタイプ。
ネットで調べながら練習を進めることもできますが、次第に「自分が今どの当たりにいるのか」、「自分だけ進んでいないのでは」と不安になることもあります。
そんな時は、同じ境遇の人を探しましょう。同じ趣味の人がいることで良い刺激になもなり、自分のことを客観視できたりもします。
現代では、SNSの普及で同じ趣味の人同士が繋がりやすくなっています。
Twitter等でギター初心者用のアカウントを作ってみてもいいと思います。いろんな方を検索して繋がってみると良い出会いがあるかもしれません。
ここで一つSNSについての注意事項ですが、中には変な業者もいるので怪しいところには近づかないように見極めてくださいね!
もし、ギター教室に通う場合は、同じ教室にリアルなギター仲間ができるかもしれませんね。こちらもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?1つでも当てはまりそうなものはありましたか?
継続のためには、自分の性格や傾向を知ることが大切で、その上で以下を意識して行動してみてくださいね。
・楽しくできることを選ぶ。
・逃げられない状況を作る。
・仲間(関係者)を作る。
この記事が、あなたのやる気と継続に役立つヒントになれば幸いです。
共に、素敵な音楽ライフを謳歌しましょう☆
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